事例|セイノーロジックス株式会社

FCL輸送貨物をLCL輸送で実現する「ハコわりくん」

作成者: セイノーロジックス株式会社|2022.02.10

「FCL輸送だけでなく、貨物量によってLCL輸送を使いたい。」
「安定したスケジュール確保と変動する貨物量を適正に使いたい。」

そんなお悩みを抱えておられた企業様の成功事例をご紹介いたします。ぜひ、ビジネス展開の参考になさってください。

 

お客様のご紹介

・自動車内装を一括対応しているシステムサプライヤー様
・北米、タイ、中国、ヨーロッパの海外拠点へグループ各社のサプライチェーンを活かし製品を供給している。

お客様の状況と課題

・FCLスペースの充填率を高めたいが受注した貨物量によっては、空きスペースが出てしまい輸送効率を上げたい。
・特に北米向けは20FEETコンテナの運賃が高額なため、物量に問わず40FEETコンテナだけで輸送を行っていた。
・過去20FEETコンテナ使用時に、内陸への鉄道接続時の到着遅延を複数回経験した。
・過去にLCLの活用を社内検討したが、LCL基準に合わせて1から梱包資材を構成・発注しなければならない課題に直面。結果として実現できず。
・自動車工場の生産ラインへ供給する製品の為、安定したスケジュール確保が不可欠。当時連絡をした業者は積み替えが複数回あり、輸送品質の面で利用を見送った。

「ハコわりくん」サービスを利用したソリューション

名古屋CFS受け米国シカゴ向け「ハコわりくん」サービスをご提案いたしました。

①LCL輸送でFCLのような安全なスペースを実現

定期配船(Weekly)・積み替え無しのシカゴ向けLCL直行便のコンテナスペース内に専用の壁を仕切り、お客様専用のスペースをご用意しました。

専用スペースには他の混載貨物との合積みを一切致しませんので、他社様との貨物との積み合わせ等気にする事なく、これまでのFCLと同じ梱包形態で輸送可能です。

②自由な輸送スペース

物量に応じた通常の従量課金制からコンテナ内の占有スペースを貸切る前例のないLCL輸送提案を致しました。
必要なスペースに合わせた「FEET」単位でご利用いただくことで少ない物量でFCLを仕立てる事なく、お客様の物量にあわせた「小さなFCL」を実現し、安定した輸送計画をサポートします。

③出荷量に応じた運賃の設定

10FEETから1FEET単位で必要な「専用スペース分」を貸切る事ができます。
40FEETに満たない貨物は勿論、小ロット時にも大きなメリットがでます。

④FCLの梱包形態のまま利用できる

お客様専用のスペースをご用意致しますので、他の混載貨物と合積みされる心配が解消されます。従来の梱包変更に伴うハードルを解消し、これまでのFCLと同じ出荷準備で利用することができます。

「ハコわりくん」サービスの導入を決めたポイント

・以前LCLを検討した際に出た現場の課題が全てクリアされた。
・40FEET輸送コスト削減が実現できる。
・毎週の定期混載スケジュールが公開されているので計画が立てやすい。
・LCL用の梱包を加える必要なくLCLコンテナに積載できる。
・米国の納品先まで輸送トレースが確認できる。

実際に得られた導入の効果

・検証期間中には、従来のFCL輸送にくらべて10-15%の輸送コスト削減ができた。
・少物量でも出荷調整を行うことなく、出荷したいタイミングで輸送ができた。

今後の展開

・お客様より、「米国以外の輸送にも活用したい。」とご評価いただきました。
現在はカナダ向け輸送サービスもご利用いただいています。