北米東岸向けFCL サービス
2022年の西岸労使協議対策として注目を集めた北米東岸向けサービス。弊社混載サービスでお馴染みの方も多いかと思いますが、FCLサービスも負けず劣らず充実しています。
北米東岸主要港はもちろん、まだあまり知られていない寄港地やガルフエリア、また、パナマ運河問題対策などさまざまなご提案が可能です。
北米東岸の主な寄港地
北米東岸の主な寄港地には、アメリカのNEW YORK、SAVANNAH、NORFOLK、CHARLESTONがよく知られています。続いてMIAMI、WILMINGTON、JACKSONVILLEやカナダのHALIFAXなどが挙げられますが、これ以外にもさまざまな寄港地があります。
意外な寄港地
【BOSTON、BALTIMORE、PHILADELPHIA】
この3ポイントはNEW YORKなどから陸送、あるいは内航船を利用するケースが主流ですが、船が直接寄港する港でもあります。
【TAMPA】
フロリダ半島の場合、JACKSONVILLEやMIAMIなど、半島の東側に船が寄港するイメージをお持ちの方が多いと思いますが、西側のTAMPAに直接寄港する船もあります。
途中で積み替え(TRANSHIP)は発生しますが、着地側でトラックや内航船などによる移送がないため日数的な目途が立てやすい上に、特殊コンテナ、危険品、重量物などの取り扱いに関する制限が少なく、取り扱える確率が上がります。もちろん費用面でもメリットがあり、近隣港から移送される場合よりもコストを削減することが可能です。
ガルフエリアへの寄港便にも注目
また意外に知られていないのがHOUSTON、MOBILE、NEW ORLEANSへの寄港便です。
ガルフエリアへは西岸からの鉄道輸送が主流ですが、これらのポイントにも船が寄港しています。西岸経由に比べると日数はかかりますが、費用面でのメリットがあり、また保冷貨物やオーバーサイズ貨物など、鉄道で運べない貨物の輸送も可能です。ガルフエリアは化学品メーカーが多いことでも知られておりますが、特に危険品は西岸経由で引き受ける船会社が少ないため、ガルフエリアに直接寄港する船を利用することで選択肢が広がります。