【食品輸出が初めての方向け】
失敗しない小口冷蔵・冷凍輸出の「5つのステップ」

初めて食品を輸出する際、「何から手をつければいいのか分からない」「どこでつまずくのか不安」というお声をよく耳にします。

冷蔵・冷凍食品の輸出は、常温の一般貨物と比べて温度管理や書類の手続きが複雑ですが、全体の流れ(フロー)を事前に把握しておけば決して怖いものではありません。

本記事では、1パレットから利用できる小口輸送「海上混載輸送(LCL)」を利用した場合の、食品輸出における基本的な5つのステップをわかりやすく解説します。

ステップ1:出荷準備・事前確認(書類・梱包・検疫)

輸出の成功は、この「事前準備」にかかっています。

①規制の確認

輸出先の国で、自社の商品(成分・添加物など)が輸入許可されるかをHSコード(輸出入統計品目番号)などを基に確認します。
※お取引先様が、輸入国側で通関や輸入許可に必要な手続きやライセンス登録等を行っていただくことも必要です。

②書類の手配

インボイス(送り状)やパッキングリストに加え、食品特有の「衛生証明書」や「原産地証明書」などが必要な場合は準備を進めます。

③梱包

海上輸送の揺れや温度・湿度変化に耐えられるよう、カートン(段ボール)の強度確認やパレット梱包を行います。

ステップ2:ブッキングと倉庫(CFS)搬入

輸送業者(海上混載輸送業者やフォワーダー)へ船のスペースを予約(ブッキング)し、指定された保冷倉庫(CFS)へ貨物を持ち込みます。
ここで重要なのは「事前の温度指示」と「搬入前の温度管理」です。お客様から倉庫側へ温度帯(冷蔵:+7℃/冷凍:-20℃)を明確に指示するとともに、商品の品質を守るため、適切に温度管理をした状態で搬入するようにしましょう。

ステップ3:輸出通関

日本の税関に対して輸出の申告を行い、許可を得ます。食品の場合、事前に他法令(食品衛生法や植物防疫法など)で定められた検査や手続きをすべて完了させる必要がある品目があり、これらが完了していないと通関できません(輸出許可が下りません)。

ステップ4:リーファーコンテナへの積み込みと海上輸送

税関の許可が下りた貨物は、他のお客様の貨物と一緒にリーファーコンテナ(冷蔵・冷凍コンテナ)に積み込まれ(バンニング)、本船に積載されます。輸送中はリーファーコンテナに組み込まれた冷却ユニットに船から24時間電源が供給され、目的地の港に着くまでコンテナ内は一定の温度帯が維持されます。

ステップ5:現地到着・輸入通関・配送

現地の港に到着後、保冷倉庫内でコンテナから貨物が取り出されます。現地税関での輸入通関および検疫手続きを経て、冷蔵・冷凍トラックで納品先(現地の問屋や小売店など)へ配送されます。

事前準備の次は、信頼できるパートナー選びを

食品輸出の成否を分けるのは、ステップ1の「規制確認・書類手配」と、それ以降の「確実なコールドチェーンの維持」です。輸出に必要な手続きやライセンスの目処が立ちましたら、次はいよいよ具体的な輸送計画の策定へと進みます。

確実な温度管理が必要な冷蔵・冷凍食品も、小口海上混載輸送(LCL)のプロフェッショナルであるセイノーロジックスにおまかせください。

弊社の「ひんやり・ばりひえ混載サービス」は、指定倉庫での適切な温度管理から、航海中のリーファーコンテナ内での温度維持まで、日本の高い輸送品質で目的地まで繋ぎます。

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